2013年5月2日木曜日

彼女の肖像2-1


彼女から初めてコンタクトがあったのが、2011年3月21日。
省みれば二年の月日が流れている。早いものだ。早かったけれどそれは、これでもかというほどの濃密な時間だったと言える。
大腸がんの発覚から手術、そしてサルコイドーシスの告知、抗がん剤治療、体のあちこちに現れ出る腫瘍への治療、新たに症状が発覚した慢性疲労症候群や線維筋痛症、そして実母が急逝しこの世に頼れるのはもはや自分独りになるという現実…よくもまぁたった二年という時間の中にこれだけの出来事が詰め込まれたものだと、呆れるほかない。そしてこれと同時進行で、彼女は性犯罪被害者となって背負い込んだ心的外傷後ストレス障害の治療として、PE(持続エクスポージャー療法)も受けていた。(「彼女の肖像2-2」へ続く)